カウンターカウンター
カウンター カウンター

よくある質問 of 司法書士法人あおば合同事務所


GD088_L.jpg保証人について

◇普通の保証人と連帯保証人の違いとは?保証も連帯保証も、いずれも本来の借主(主債務者といいます)の代わりに債務を履行する(借金を支払う)点では変わりありませんが、普通の保証人は、借主が借金を支払えないときに初めて責任を負い、その意味で二次的な責任を負うのにすぎない~に対して連帯保証人は借主と同じ立場で責任を負うことになります。
単なる保証人の場合は、貸主が、主債務者より先に、保証人に債務の履行を請求してきたときは、保証人は、貸主に対して先に主債務者の方に請求してくれと主張することができます(催告の抗弁)
しかし、連帯保証人の場合には、この「催告の抗弁」は出来ません。連帯保証人は主債務者と同じ立場で支払義務を負うものです。 したがって、貸主は、主債務者、連帯保証人のいずれに対しても、自由に請求できます。一般には、資力のある方(取立てしやすい方)に請求できることになっています。
◇保証人になるときの注意点は?…人が「保証人になって」と頼むときは、たいてい「絶対に迷惑をかけない」といいます。またほとんどの人が、心底そう思っているものです。しかし、保証契約は、債権者(貸主)との間で「いざというとき私が、主債務者(お金を借りた人)に代わって弁済しますよ」という約束です。もし「いざというとき」が来てしまった場合、「主債務者の『絶対に迷惑をかけない』~を信じたから」と言っても何の言い訳にもなりません。保証人になる場合には「いざというときは、自分が支払わなければならない」という覚悟が必要です。

新日本法規出版「社会生活六法」より一部抜粋しております


















あおばロゴ2.pngあおばロゴ2.png